ミラン ロスタイムに勝利を逃す Rマドリードと2-2のドロー [試合結果]
前節でコテンパンにやられてしまったミランは、
4-3-1-2から4-3-3に変更し、全く機能しなかったロナウジーニョをTOP下から左へ。
Cロナウドに突破されまくったザンブロッタは右サイド。
左サイドには、アバーテが先発しました。
対するRマドリードは、いつもの布陣。
序盤からRマドリードは、アウェーとか関係なく攻め込みます。
まず3分、イグアインが左45度からDFを一人かわしてグランダーのシュート。
これはアッビアーティがはじきます。
対するミランも、左サイドでロナウジーニョが起点とするのと
高いDFラインの裏にパスを放り込み、パトを走り込ませる2つの方法で
攻撃を組み立てますが、なかなかチャンスを作れない。
Rマドリードペースで試合は進み、
その他にも、シャビ・アロンソのFKにぺぺがフリーで合わせるも
叩きつけすぎでワンバウンドしたボールは、枠の上を通過。
右サイドをラモスがえぐり、ファーサイドへ優しいクロスを上げる
そこでイグアインが合わせゴールに吸い込まれたかと思ったらピルロでヘッドでクリア。
このこぼれ球をディ・マリアがシュートするも、またもやピルロがはじき返す。
前半も終盤に差し掛かったところで、
ミランにもチャンスができ始めます。
プリンスが、左サイドを抜け出して中に切れ込み
左にいたズラタンに絶妙なパス。
しかしシュートは、カシージャスの正面。
決定的なチャンスを逃しました。
そして前半終了間際、やっとRマドリードが先制します。
ディ・マリアが、右サイドがから中にドリブルで切れ込み
お得意の左足シュートかと思いきや、
対角線に走り込んだイグアインにパス。
これをイグアインが落ち着いて流し込みホール。
0-1で折り返します。
後半に入ってもRマドリードペース。
Cロナウドの弾丸ミドルシュートは、
アッビアーティがなんとかパンチングではじき出します。
60分に、運動量が落ちてきたロナウジーニョを下げ
職人インザーギを投入します。
空回りでしょ!と突っ込みたくなるような前線から激しいプレッシャーをかけ
流れを変えようとします。
そして68分、左サイドでぺぺがクリアミスしたところをズラタンがボールを奪い
切れ込んでクロスを上げます。
カシージャスが、インザーギへのクロスを予想して飛び出そうとしたところ
狙ったのか、ミスなのかクロスがゴール方面へ。
逆を突かれたカシージャスがキャッチできなくて弾いたところに
インザーギが飛び込み同点ゴール!
これでサンシーロは、お祭り騒ぎ流れもミランに傾きます。
そして審判もその流れに・・・。
78分、ガットゥーゾが浮球のパスを高いDFラインの裏へ。
完全なオフサイドポジションいいたインザーギがフリー(当たり前か)で抜け出し
カシージャスが飛び出しループシュートを予測してジャンプしたところを
抑えたグランダーのパスのように、ゴールに流し込みました。
Rマドリードは、今シーズン初の1試合2失点だそうです。
85分、足を攣ったガットゥーゾがOUT。セードルフをIN。
4-4-2から4-3-3に戻すという解せない交代。
逃げ切る気はないのでしょうか?
そしてRマドリードの猛攻を受けるミラン。
94分、ベンゼマのスルーパスに反応したペドロ・レオンがフリーでシュート。
アッビアーティの股の下を通ってゴールに吸い込まれました。
最後の最後に追い付かれてしまいました。
シュート数は7対18
CK数が2対7
という数字が出ているように、ゲームはRマドリードが優勢でした。
Cロナウドは、アバーテがよく対応していましたが、
今のマドリーは、どこからでも攻撃できるてしまいます。
ミランは、それで守備は大変になり、なかなか攻撃に参加できないといった感じ。
Rマドリードが1枚上手でしたね。
数少ないチャンスをものにしたインザーギは流石でした。
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